[Main Album]

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[A](1)He Don’t Love You (2)Dark End of the Street (3)Down in Texas (4)Moon River (5)Ain’t That True Love (6)Do Right Man-Do Right Woman

[B](1)For Your Precious Love (2)Turn on Your Love (3)Any Day Now (4)That’s All I Want From You (5)No Sad Song

[Career]

<p>1939年5月26日アラバマ州生まれのOscar Tony Jr.は、Searchersのメンバーとして、1958年にWow Wow babyをClass recordから発売。1960年にYvonne / Little wandaを録音をする。前者は、緩やかに流れるようなSaxリフ、甘いSaxソロ、ドラムのオカズも格好いい、アルペジオ的且つ三連のバラードである。Yvonneは、Dynamite Vocal Groups Vol.7で聴くことができる。

Seachersのメンバーとしては、1961年まで活動する。

1964年、Can’t It All Be Love/You’re Gonna Need Me(king 5906)でソロデビュー。

1967年からは、Papa Don シュローダーによってBellレーベルに紹介され、Bellに録音を開始し、1967年には、BellレーベルからLP「For your precious love」を発表。

同アルバム収録のImpressionsカヴァーのFor your precious loveは、南部風のピアノ、アルペジオ的で時にオカズを交えるカッティングギター、ゴスペル的コーラスが絡み、時に語尾を崩すリードは、張り裂けるようなシャウトも見せる。

同LPには、horseのようなノーザンダンス曲に見られるオルガンアレンジ、Five dutones、70年代初期頃のIke&amp;tina turnerのような激しさを併せ持った曲調、畳み掛ける超絶シャウトのTurn on your Love lightという曲もある。南部のディープソウルが好きな人であれば、きっと気に入るアルバムとなると思う。

1970年からは、Capricornに録音を開始する。

Papa Don’s preacher(Charly 1183)という編集盤もある。 </p>