<p>Don Bryantは、1942年4月2日Tennessee州Memphis生まれのメンフィスのソウルシーンで活躍したシンガーである。
Don Bryantは、まず、1958年、FourkingsというDoo-wopグループのメンバーとなり、Tell it to me babyをリリースし、同曲は、リトルリチャードのジェニジェニ風のロックンロールで、ブラスセッションのシンコペイト気味のリフといい、50年代後半としては初期のソウルを感じさせる、トロピカルなノベルティタッチの曲である。同曲は、My Doo-Wop Collection Vol.3で聴くことができる。JiveナンバーのRag Mopは、My Doo-Wop Collection Vol.2で聴くことができる。Four kingsの曲には、ジェシーヴェルヴィンのTalk to me、ジョニーエースのPledging my love的な曲のWakin’aloneや、少しブルージーなDoo-WopバラードのWalking at Your Willもある。
60年代以降はソロシンガーとなり、1965年からHiで録音を開始するが、カバーアルバム一枚を出すだけで、オリジナルアルバムは作られなかった。60年代以降の曲は日本編集のMemphis Sounds original collecyionというLPで聴くことができる。同編集盤のthe call of distressは、イントロがブルージーな、time is on my mind系の南部ソウルバラードで、メリスマシャウトも登場する。Is that taking to muchは、しんみりとした、アルペジオ気味のバックアレンジのバラードである。
1983年からは、Southern Tracksに録音をしている。</p>
<p>(1)Don’t turn your back on me (2)Star of love (3)The lonly soldier (4)The call of distress (5)Is that asking too much (6)I’ll go crazy (7)I’m so lonely being me</p>
<p>(1)There’s something on your mind (2)I’ll do that beat (3)The glory of love (4)Coming on strong (5)Can’t hide the hear (6)shop around (7)You cause me to wonder</p>