弱肉強食の経済関係が人間よりも先に存在し、弱肉強食の経済関係による搾取競争に自らが敗れた結果、または、自らが食べていた動植物が搾取競争に敗れ死滅したこと、狩猟採集だけでは足りず、生産栽培を始める。個人の生産、栽培、個人の資産だけでは生産栽培に限界があることから、他人の土地、生産用具を略奪し、それらを略奪され、所有しない者を奴隷とし、奴隷を用いて栽培生産を行うようになった。食料、資産の蓄積が枯渇しそうになるか、その前に奴隷に生存を命じ、子孫を作らせ、生産と労働者からの生産物や賃金の搾取によって、内部留保を命じるようになったのである。