<p> Joe simonは、1943年9月2日、ルイジアナ出身シムズポート生まれのシンガーで、Golden West Gospel Singersに加入後、R&Bに転向。1959年Hushレーベルから、Golden Tonesのメンバーとして、little island girl/Doreethaという曲で録音を開始し、Doreethaは、ブルージーなバラードながら、高音のシャウト、コーラススタイルはR&Bからソウルへの橋渡し的なものを感じる曲である。同曲はAce編集の「Mr Shout」というCDで聴くことができる。
1960年には、ソロでHushレーベルから、It’s miracle、1961年には、Checkmates名義でPledging of love、1963年にはIrralレーベルから、Just like yesterdayを発表する。その後、1964年から、Vee-Jayレーベルに録音する。フェイム録音の3連バラードを甲高く歌う「Let’s Do It Over」が1965年にヒットする(R&B 13位)。ホーンの使い方も南部の使い方である。
1966年にはサウンドステージセブンでの録音を開始し、You keep me hanging onは、ゆったりとしたナッシュビル風のソウルバラードで60年代初頭のドリフターズ的な音色も感じとれる。この曲は、Ann Peeblesにもカヴァーされている。No sad songは、力強いホーン、ストリングスとサムクックよりやや太い声でシャウトするWonderful world風の曲である。1969年のThe Chokin’ Kindは、R&B 1位、POP 13位のヒットとなった。1970年代のスティーヴィワンダーを始めとするMotown Soundに通ずるようなミディアムナンバーで、Bass line、張りのあるホーン、オルガンアレンジは1960年代前中期に見られる使い方である。
1970年代にスプリングレーベルに移籍し、次々と作品を発表する。Keneeth Gamble、Leon HuffがプロデュースしたDrawing in the sea of loveは、ホーンリフ、ストリングスはフィラデルフィアサウンドで、60年代風の暗い音色のオルガンが登場するIn The MidnightHhourを70年代に持ってきたような曲である。同曲は、R&B 3位、POP 11位のヒットとなった。1972年のPower Of Loveで、再びR&B 1位(POP 11位)となるヒットを記録する。1975年のGet Down,Get Downでは、3曲目のR&B1位、POPチャートでも8位となっている。
Joe Simonの曲は、Out Kastによって、Before The Night Overが、So Fresh,So Cleanの中でサンプリングされ、Lil’ Kimは、50 CentをフィーチャーしてIt’s Be That WayをMagic Stickの曲中でサンプリングし、Memphis Bleekは、Trace Your LoveをAlrightの曲中でサンプリングしている。
1979年にスプリングを去り、80年代は、南部のマイナーレーベルに録音を残す。1990年代後半は、Gospelの世界に戻っている。</p>

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A(1)(You Keep Me)Hanging On (2)My Special Prayer (3)Long Hot Summer (4)No Sad Songs (5)I Worry About You
B(1)Nine Pound Steel (2)Put Your Trust In Me(Depend On Me) (3)Traveling Man (4)In The Same Old Way (5)Can’t Find No Happiness (6)Come On And Get It
[Discography]
No.Sad Songs(Sound Stage Seven 15004)
The Chokin’ Kind(Sound Stage Seven 15006)
Sound Of Joe Simon(Spring 4701)
Drawing In The Sea Of Love(Spring 5702)
The Power Of Joe Simon
Simon country
Mood Heart And Soul
Love Vibration
Glad You Came Way(Posse 10002)
Mr.Right(Compleat 671015)
Simon Preachers Prayer(Skull 101)
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