生活保護受給者を叩く側の主張として、収入があるにもかかわらず、受給する者がいることにより、体が不自由で働けない等、本当に必要としている者に行きわたらないという主張がある。国家が財政不足であるなら、生活保護受給者を叩くのではなく、軍事費を支出してブルジョア資産を守らせるのをやめるであるとか、国債の発行を止める、大企業優遇税制をやめることをはじめ財源を増やす方法はいくらでもある。

しかし、それ以前に、国際金融資本は、法定準備率を実体化させ、紙切れを無制限に発行をフィクションでき、価値属性を付与することができる。

架空の存在である国家が財政不足になるということは有り得ないのである。