今日5月15日で沖縄が日本に復帰して40年になるという。しかし、今なお、アメリカ軍が駐留し、沖縄の人々は、絶えず戦争に巻き込まれる脅威にさらされている。日本の平和が保たれているのは、アメリカのお蔭であるとする論調が見られるが、これは間違いである。守るということは暴力である。日本の資本家は、アメリカに守られてきたから、アメリカの内部留保命令に従って行動している。日本の資本家も自らの内部留保を自らの所有物である国民に守らせている。日本とアメリカの資本家がアジアを含め世界各地で侵略と搾取を行ってきたという経済関係の存在があるから戦争の脅威にさらされているのだ。日本の資本家が安保条約を廃棄して、搾取せずに役務の対価を支払い、利益を分配しないかぎりは平和は訪れないのである。