前事業年度において商品評価損について(借)商品評価損(貸)商品という決算修正仕訳を行った場合、当該事業年度の期首棚卸金額を前事業年度末の損益計算書売上原価の中の期末棚卸資産引き継いでしまうと前期末に計上した評価損相当分を前期と当期で二重に損金として控除してしまうことになる。当期の期首棚卸資産として引き継ぐのは、前期末の貸借対照表上の商品勘定残高の金額である。