都心部の税務署内には、重点業種、特定地域の業種等、また、税歴表等を基に不法の実績があった法人等について調査を行う特別調査班というものがある。巷間第2部門内にあるだとか言われる。他の課税部門にあったり、署によって様々であって、何の根拠もない。どの課税部門も同時調査を行うことができる。特別調査であることは、通告されないから、調査官の氏名により職歴本等を見ても確かに査察部に在籍した者もいるが、査察部における調査と異なり、特別調査班が行う特別調査(特別調査官が行う特官調査とは別物)は、間接強制に基づく調査であるから、強権的な行為は行ってこない。