<p>金型については、その使用可能期間が1年未満か否かの基準は、その金型が使用される場合、常時供えられているのは何組かを推測し、その何組かが使用可能期間が1年未満か否かを判定する。例えば、2組を常時交互に使用する金型があった場合、一組だけを連続して使用すれば確かに1年未満で使用できないが、それが2組の場合には1年以上であるという場合には、問題の建て方が変わってくる。つまり、その金型が1個で生産上の要請を満たし得るのか、2個以上が1組となって生産上の要求を満たしうるのか(例えば、その金型が凹型と凸型が1組として一つの生産を行う場合)を確認し、1個の場合にあっては、1組にあっては、1組の取得価額が10万円未満かどうかを判定することとなる。</p>