建物とは、防水、床、外装、窓及びその他の建物の構造体から成っていて、そのいずれを欠いていても建物とはなり得ないものである。建物付属設備とは、建物そのものではないが、建物に取り付けられたものであって、且つ、建物に常駐する人間の生産能力等を高める原因となる資産である。労働は疎外され、生活の土台の方便による属性付与たる労働時間が減少し、固定資本に転嫁され、資本家の剰余利得は増大する。例えば、電気設備、給排水設備、冷暖房設備、昇降機、日よけ等がこれに該当する。