耐用年数省令の工具器具備品に「立看板3年」がある。しかし、袖看板にこの耐用年数を用いると、それは、誤りである。袖看板の耐用年数は、金属製が18年、その他のものは10年である。金属製か否かの判定は、当該看板のフレームが金属製か否かで判定する。板が金属製かアクリル板かではない。このことは、建物の耐用年数について、壁ではなく、柱が木製か鉄筋かによって、決まってくることからも推論できると思う。