マイケル・ジャクスンが亡くなって2年が経過した。奈良県のある商店街では、マイケル・ジャクスン追悼企画としてダンストリビュートと称したイベントが開かれているそうである。
マイケル・ジャクスンが演じている踊りとして、多くの人が思い浮かべるものとして「ムーンウォーク」がある。
このムーンウォークのオリジナルとされているのが、ジャッキーウィルスン。
マイケル・ジャクスン自身も、幼いころから、彼のステージを観て研究し、最も影響を受けたアーチストであると生前に語っている。
このジャッキーウィルスンのムーンウォークは、数年前発売されたナッシュビルのDJホス・アレンが司会をつとめる「the beat]というテレビ番組のDVDで観ることができる。
このDVDは、オーティスレディングが「Mr.Pitiful」を歌いながら登場し、司会を務めたり、気難しい人として知られるゲイトマウス・ブラウンが少年シンガーに優しく語り掛けたり、フレディキングの「hide-away」、「and I love him」を歌うエスターフィリップスといった貴重な映像も含まれている。ジャッキー・ウィルスンについて、若干述べさせてもらうと、Doo-wopグループ、billy ward & His Dominosのメンバーとしてキャリアをスタートし、ソロになってからのヒット曲として、「リート・プティート」、「ロンリーティアドロップス」「ハイヤーアンドハイヤー」、「ベイビーワークアウト」等がある。甲高い張りのある声でのシャウトが特徴。
R&B好きの人に限らず、ロックンローラーにも彼のことが好きな人も多いし、コンスタントに市場に出回っているので、聴いたことのある人も多いでしょう。こうしたマイケル・ジャクスンのルーツとなったアーティストを聴いてみるのも面白いかもしれません。