ブログを書き終えた後、そう言えば、あの映画(「ゲンズブールと女たち」どうなったんだろうと思い、同映画の公式サイトを覗いてみると、東京周辺は、一昨日の日曜で上演終了となっていた。
あと、彼の作品で一つ有名作が抜けていた。ジェーンバーキンとの共演「ジュテーム」があった。これは、ソウル界でも、シルヴィア・ロビンスン(1950年代からミッキーベイカーとのユニットで活動し、love is strange等のヒットがあり、シュガーヒルギャングのプロデューサーとして有名)がRalfi paganとのデュエットで「ソウル・ジュテーム」のタイトルで、カヴァーしている。
同曲は、sylvia robinsonの「sweet stuff」というアルバム(国内盤再発あり。中古レコード屋での取引価格も、確かそんなに高くないはず。)に収録されているので、興味のある方はどうぞ。
また、ゲンズブール関連で、もう一つ思い出したのが、彼が晩年歌手としてプロデュースしたヴァネッサ・バラディ(現在ではジョニーデップの彼女といった方がわかりやすいかも)がいる。彼女の映画デビュー作「Noch blance(邦題 白い婚礼 (注)結婚の話ではない)」は、当方がまだ十代の頃の作品で(後に、今から15年位前の年末の深夜テレビで再放送されていた。)、主人公の教師と生徒が他の生徒が大勢見ている前で、教室でオXXコしたり、兎角、ぶっとんだシーンが注目されがちだが、ラストの砂浜のシーンがハイライトで、起伏のあるストーリーの割りに台詞が少なく、観客に行間を読ませる構成になっている。そこが、他のこの手の作品とは一線を画している点であり、作品に深みを与えていると思われる。非常に印象に残っている作品の一つである。DVD化されているらしく、廃盤なので入手は困難かもしれないが、興味のある方は、レンタルしてみては。
Hip-Hop Soul Versionです。音数を限りなく減らしてスキ間を多く作ることで面白いカヴァーに仕上がっています。