諸外国の例をみてもわかるように、インターネットの普及によって、人民が大統領や首相等にストレートにメッセージをぶつけることができるようになるなど、そのメリットは、限界はあるが、計り知れない。インターネットの普及によって、本当の意味での民主化が実現して欲しい。政治の土台は経済であるから、イデオロギーで社会は変えられない。世界中の誰もが自分の意見を発信することで、世界中から武力による解決が絶滅への途に、わずかでも考える材料を与えることができることを願うばかりである。
更に、ネットの普及により、ウェブ上で多くの書籍が読めるようになったし、ヒット曲もダウンロードできるようになった。土地建物や車に比べ、パソコンは安いし、ネットカッフェや図書館等公共機関にも設置してある。これにより、経済的理由で学校に行けなかったり、低賃金の労働者等も、学ぶ機会が俄然多くなった。
ただ、納本制度が存在するとはいえ、国会図書館にも所蔵していない書籍も多いし、ごく少数の大学図書館等において所蔵されている書籍であっても、その大学に通っている者や紹介上持参の他の大学生等一部の者しか閲覧できなかったりする。是非とも、広く国民一般に開放して誰でも利用できるようになって欲しい。
また、ウェブ上で読むことができる文献も、その要約や目次のみであったり、全体を読むことができものは、まだまだ少ない。ダウンロード可能なヒット曲以外にも世界には、名曲の数々が存在する。いわゆるレア盤と呼ばれるものも誰もが聴くことができるようになって欲しい。現状のままでは、はっきり言って、階級は輪廻する。
そのことで泣き寝入りする人があってはならないと思う。フィクションされた資本関係を源泉とした著作権法上等、困難な問題は多いが、図書館関係者、大学関係者、出版関係社の方々、レーベルの労働者の方々、宜しくお願いします。
テーマ:政治経済社会
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